どうも、どいです。
私生活で工事現場の近くを通り過ぎる度に懐かしさに襲われています。
特に最近までとても暑かったので、「大変だなぁ」なんて思いながら職人さんを見ていました。
自分の頃から夏冬はキツかったですが、やっぱり何年か続けるに至ったメリットというものがあるんですよね。
よく職人は3K(キツい、汚い、危険)なんて言われていますが、デメリットだけではありません。
今回は職人をやってて良かったと思う点と、どうしようもないデメリットをまとめていきます。
工事現場のメリット6選
手取りが良い
よく言いますが、肉体労働は手取りがとても良いです。
同じ年代のサラリーマンの2倍、国家資格が必要な職業と同じくらいの金額を貰っていました。
たまに源泉徴収もされていないのを忘れて税金などを無視している人もいますが、それを差し引いたとしても高額です。
私生活が健康的になる
早寝早起きが自然と身につく事と、毎日お日様の下で開放感たっぷりに働いているからか、ストレスも少なく生活リズムも規則正しくなります。
ちなみに自分は月〜土の週6で4時起きの10時就寝の生活でした。
天気によって休みになる
サラリーマンによくあるのが、豪雨でも豪雪でも出勤をしなければならない(時がある)という事です。
ですが、職人は外仕事なので天気が荒れていると休みになることが多いです。
工期にも寄りますが、会社勤めの方が通勤を嫌がるくらいの天気ならばほぼ休みになるでしょう。
始業・終業がはっきりしている
朝は8時にラジオ体操してから、夜は5時〜6時くらいと毎日の始業・終業がはっきりしています。
まぁこれも工期に寄るんですが、それでも暗くなる前くらいには片付けをしているので、サラリーマンでよく聞く残業による終電帰りの時間みたいなものとは無縁です。
ちょっとモテる
ちょうど自分がやっていた時がEXILEや3代目の流行と被っていて、ガテン系は結構モテました。笑
さらに普段職場に女性がいないからか、そういう機会に反動から積極的になったと思います。
職人って結構モテるんですよね。
人がとても親身
厳しい環境下でキツい肉体労働を一緒にしている事と、「親」方という人の下に共存している事などから、職場の人間関係はとても濃かったと今でも思います。
他記事でも言っていますが人は今でも大好きです。
どうしようもないデメリット3選
どうしたって「危険」
これが1番悩ましかったです。
重機や高所作業、頭上を吊り荷が行き来したり丸ノコを使用したりが溢れかえっている現場は、どうしたって「怪我するor怪我させる」危険が沢山あります。
怪我させるならまだしも死亡事故に繋がるような事例も沢山あります。
また、毎日現場まで長距離を運転するというのも事故の可能性を高めますよね。
ぎっくり腰のようにジワジワと身体に蓄積されるダメージも辛かったです。
出た分「しか」稼げない
職人は月給ではなく日給月給なので、出勤日数×日給で月給が決まります。
良い言い方をするならば「出た分だけ稼げる」ですが、例えば風邪を引いて休んだり長期連休がある月は当たり前ですが月給は下がります。
また、新規の仕事が来ない時もお休みになってしまうので、お給料に響きます。
人の「影響」が大きい
メリットとして「人がとても親身」というものを紹介しましたが、それが逆に働くこともあります。
よく「職人は誰でもなれる」というように、誰しもデビューは簡単です。
続けることと成功することが難しいのですが、やはり誰でもなれるせいか「本当に社会人?本当に大人?」というような方もいたりします。
サラリーマンをやっている友人に話しても、信じてもらえないようなエピソードが沢山あるので、良い意味でも悪い意味でも人によりけりな職場環境です。
まとめ
実際最後にデメリットを挙げましたが、職人をやっていたことは後悔していません。
むしろ冒頭に書いたように今でも恋しくなることもあります。
どいは職人になる前少しだけサラリーマンもやっていたのですが、その頃は上手くいかない事が多くメンタルも少しやられていました。
ですが職人になってから自分でも分かるほどストレスが無くなり、毎日が楽しかったです。
青空の下働くのはとても気持ちがいいので、迷っている方は1度やってみることをおすすめします。
また、退職の際は建退共の利用ができるかどうかをしっかり確認しましょう。
ただし建退共をもらえないパターンもあるそうなので、注意してくださいね。