どいぶろぐ

日常の色々から妄想まで

意味を勘違いして使っている日本語を7つ紹介

 

どうも、どいです。

久々の更新に何を書こうかと迷っていました。

ネタが浮かばなかったので

無難に雑学を書こうと思います。

タイトルの通り「よく誤用している日本語」についてです。

潮時

「ここいらが潮時だな。」

なんて言葉をよく聞きますね。

「辞め時」といった終わりの瞬間を指す言葉のように思いますが、正確には潮時とは「最も適した時」「丁度良い時」のことです。

限界などと同じような、少し負の意味で使われがちですが、本来は最適なタイミングを刺す言葉良い言葉です。

なし崩し

「なし崩し的に◯◯することになった」

という使い方でよく聞きます。

なんとなく「仕方ない感じで」「なあなあで」といった意味にとらえそうですが、正解は「少しずつ行っていくこと」です。

終わったのではなく、少しずつ進展するという意味があります。

爆笑

「昨日ひとりで爆笑しちゃったよ」

これも誤用です。

爆笑という言葉は笑いの度合いを表すものでなく、「大勢の人が笑う様子」を意味しています。

「ひとりで爆笑する」「ひとりで野球する」よりも難しいので要注意です。

失笑

読んで字のまま「笑いが起こらない」「あきれる」といった意味で使用する人が多いですが、本来は「耐え切れずに笑ってしまう」ことです。

「つい」失礼なことを言ってしまう「失言」と同じような意味と考えると納得ですね。

敷居が高い

「あそこは自分には敷居が高くて行きづらい」

という言葉でよく耳にします。

「身分が合っていない」「適していない」という意味でよく使われていますが、正解は「後ろめたくて行きづらい」という意味です。

「あのお店は敷居が高いよね。」なんて言う人には、「あのお店で食い逃げでもしたの?」と突っ込んであげましょう。

役不足

これは結構誤用に注意すべき日本語です。

「リーダーなんて自分では役不足だと思いますが、精いっぱい頑張ります。」

なんて使い方をしてしまうと、かなり失礼にあたります。

役不足とは「役>自分」ではなく、「自分>役」ということです。

つまり上記の文だと、

「リーダーごときをこの俺様がやるなんて面倒だが精いっぱい我慢してやってやるよ」

そういった意味になります。

上記のような場面で使うならば「力不足」が適切です。

辛党

辛い物好きを「辛党」と呼ぶことがありますが、本来の意味は全く違います。

おそらく甘い物好きを「甘党」と呼ぶことから対比して誤用されていますが、「辛党」とは「お酒が好きな人のこと」です。

まとめ

今回、誤用しやすい日本語について調べながら書きましたが、自分も結構勘違いしていたものがありました。

むしろ正確に使っている人が多くないと思うので、指摘して直すよりも話のネタとして覚えておくと盛り上がるかもしれません。