どうも、どいです。
どいが建設現場で働いていた時、この時期一番嫌だったのは熱中症ではなく日焼けです。
しかもただの日焼けじゃありません。
建設現場では怪我防止のため長袖長ズボンと決まっており、手足は日焼けしないので。
ヘルメット焼けなるものがあります。
どいはそれが大嫌いでした。
ヘルメット焼けとは?
文字通りヘルメットのツバの形に日に焼けることです。
そんなんあるの?って思うかもしれませんがあります。
おでこに楕円形の日焼けあとがつきます。
スキンヘッドの先輩はこの時期ビリリダマと呼ばれていました。
これのおでこに線が入ってるバージョンですね。
ご察しの通りもっと卑猥なアダ名で呼ばれている事もあります。
これになると私生活が恥ずかしすぎるんですよね。
「なにあの人おでこの上下で色が違う」って視線をヒシヒシ感じます。
とっても嫌だったので、この時期お休みで出かける日は色々な戦法を駆使してヘルメット焼けを隠していました。
諸刃の剣「前髪を下ろす」
これは簡単ですよね。
現場でヘルメットを被っている時は前髪をかきあげているのでおでこが日に焼けますが、オフの日に前髪を下ろせばそれで隠れてお終いという戦法です。
ただこれには言わずもがな長い前髪が必要不可欠です。
毎年どんどん暑くなっており、鉄系のものが多い建設現場は日陰にある温度計で50度近く行きます。本当です。
そんな中でヘルメットの下で蒸れるような長い髪を維持するのは、もはやそういう性癖と言っていいほどの苦行です。
どいもすぐに出来なくなりました。
安定感のある「キャップを被る」
次にたどり着いたのが帽子を被って誤魔化すという戦法です。
実際これで完璧だって思いますよね。
でもいざ始めてみると、なんでしょう…普段仕事でもヘルメット被ってるのに私生活もキャップ被っててめちゃくちゃ嫌な気分でした。
キャップが好きな人は違うかも知れませんが、どいはオフの日でも頭に圧迫感があるのがとても嫌で。
しかも結局かぶり直したり、お店入って外したりすると周りから言われるんですよね。
むしろ最初に隠してた分強めにからかわれます。許せませんね。
こうしてキャップ戦法もすぐに廃止されるようになりました。
イキった変化球「バンダナを巻く」
※画像はイメージである上に「ハチマキ」です。
※無関係ですが可愛くて採用
たまにパリピでいますよね、バンダナ巻いてる人。
一時期どいもやっていました。
おでこの部分だけ隠すので頭に圧迫感はありません。
ただやはりどう足掻いても目立ちます。
お出かけがBBQなどのイベントの日ならまぁ映えるのでいいのですが、そのへんをブラブラするだけならめちゃくちゃ目立ちます。
どいの友達には性格が悪い奴が多いので、心無い友達の「お前給食当番かよ」という一言によって傷つき、バンダナ戦法には終止符が打たれました。
一撃必殺の「全身焼き」
※当たり前に画像はイメージです。
髪を伸ばすのが嫌いで、何かで隠したりするのも都合が悪いどいが最終的にたどり着いたのは、「残ってるとこも全身焼いちゃえば目立たないじゃん」という、とても乱暴な戦法でした。
木を隠すなら森の中ですね。
その必殺技を身につけてから、どいはヘルメット焼けが発生すると、そこから近い休日を1日潰して全身を焼きました。
毎年そんなんだったからか、職人を辞めた今この時期の自分がかなり色白に見えます。
全身焼き戦法には白と黒の基準を曖昧にさせるという弊害があるようです。
ここまで書いてから、「日焼け止めクリーム戦法」や、
「フェイスマスクでそもそも日焼けしない戦法」なるものを今更考案しました。
機会があったら試してみようと思います。
皆さんもヘルメット焼けには注意して下さい。
ではではまた