どいぶろぐ

日常の色々から妄想まで

従姉妹が多趣味すぎて里帰りで賭けが始まる

 

どうも、どいです。

 

みなさんお盆休みは実家に帰りましたか?

社会人になるとお盆休みみたいな連休はとても貴重ですよね。

どいは今年は帰らなかったんですが、「私のふるさと」というお題に乗っかって、帰省してないくせにお盆休みについての記事を書こうと思いました。

今回はどいのアクティブすぎる従姉妹について語りたいと思います。

どいと従姉妹は年が結構離れています。

さらに毎年絶対里帰りしているわけでもなかったので、

「ん?この人なんか変だな」と、どいが思い始めたのは従姉妹が20代後半、どいが10代半ばの頃でした。

 

従姉妹の情報

 

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  • 外見は森下千里に似ている
  • 性格はさっぱり穏やか
  • 怒ってるところは未だに見たことない
  • 老若男女限らずとにかく人に好かれている
  • 居酒屋の外の席で飲んでると通りがかった知り合いで人だかりが完成するほど人脈がある
  • 人を本気で嫌いにならない
  • 苦手な人にはニコニコしながら「あんま好きちゃうねん」と直接言う
  • 言われた人も何故かデレデレする

 

第1ウェーブ お店

 

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どいが高校生1年生くらいの時に、家族で2年ぶりくらいで里帰りしました。

毎年1泊目は向こうの親戚たちが大集合してご飯を食べるので、今年はどこのお店だろう?なんて考えてました。

そして夜になって親戚の家にメンツが集まってきた時、そろそろ出ようかという意見が出たので、どこに行くのか聞くと従姉妹が「私のお店」と言いました。

最初はわからなかったですが、すぐに「あぁ、従姉妹(の行きつけ)のお店ね」と理解して付いていくことに。

親戚の家を出て徒歩10秒ほどで付きました。

…あら偶然かしら?親戚の家の飼い猫と同じ名前の小さなダイニングバーです。

従姉妹が入店してカウンターに入ったところでやっと、ここは文字通り「従姉妹のお店」なんだと理解しました。

聞くと家の近くの空き店舗を人脈を生かしてタダで借りているとのこと。

お客さんについても知り合いを従姉妹の方から呼ぶというスタイルらしいです。

食材や飲み物もしっかり揃っていて、本物のバーの飲みの場になりました。

なんで始めたのか?と聞いたら、やりたくなったから始めたとのこと。

ちなみに売上は無し、お店と言うよりも個人がキッチンダイニングを借りたようなものですね。

当時はどいは面白いことやってるなぁー。としか思わなかったですが、来年また従姉妹に驚かされることに。

 

第2ウェーブ 畑

 

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基本的に2、3年に1度しか里帰りしないのですが、この年は珍しく去年に引き続き連続で里帰りをしました。

今年も家から近い従姉妹のお店だと聞いていたのですが、親戚の家に顔を出してすぐに「そろそろ行くか」という雰囲気になりました。

親戚全員集まってないですし、まだ時間も早くないか?と思いましたが、とりあえず出ると何故か車に乗り込みました。

「あれ、従姉妹のお店じゃ…?しかも車?」と思いましたが、黙っていると着いたのはちょっとした小さい畑

黒猫のシルエットの看板が立っていました。

そこにすでにいたオジサン達と従姉妹が仲良さそうに話したあと、ビニールに入った大量の野菜を車に積みました。

聞いてみたら、お店で使う野菜を前まで知り合いから買っていたが、自分でやってみたいと言ったら知り合いが畑を貸してくれたので自分で育ててたらしいです。

しかも去年から着々と準備していたそうで。

今日は親戚が集まるからと、収穫を知り合いのおじさん達が引き受けてくれたそうです。

…畑を持っている人がお店を開くなら分かります。

お店を持っている人が畑に手を出すって、普通逆なんじゃないかと思いました。

まぁこうして「従姉妹の畑」が無事に確立しました。

 

第3ウェーブ ふんどし

 

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次に行った時はそれから2年後でした。

お店も畑も慣れていたのでもう大丈夫です。

パッと見て従姉妹に変化はありませんし、集まりの時間まで何も無かったので。

「従姉妹は料理好きでそれが行くとこ行って畑にまで手を出した。」

それが結論だと思いました。

そんなんで従姉妹のお店で従姉妹の畑産の野菜の料理を食べながら話していると、別の人と話してる従姉妹の言葉が聞こえました。

「最近ふんどしはまっとんねん。」

その頃どいは20歳手前でなにかとカッコつける年齢だったので、本当は食いつきたかったですが無関心を装って耳だけおっきくしていました。

するとなんて事無い日に、知り合いからネタでふんどしを貰ったそうなんですが、これが履いてみたら案外快適だったと。

それから自分で買ったりして、週に何度かはふんどしを履いていたのが、今では毎日ふんどしになったそうです。

普段履いてるものを見せてもらいましたが、完全なるふんどしでした。

バカ殿とかでしか見たことの無いふんどしです。

どいの20年弱の人生の中で初のふんどしです。

この1件が大きく従姉妹はどいの中で「料理好き」という立ち位置から「ふんどしシェフ」に昇格しました。

 

第4ウェーブ 浴衣

 

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ふんどしシェフと会合してまた2年後。

今年はもう何があっても反応しないぞと決めた20代前半でしたが、向こうの駅に着いた瞬間から従姉妹にやられました。

お迎えの車に乗り込んだ瞬間、後部座席に水色花柄の浴衣を着た女の人がぐったり寝ていることに気づき、不意打ちでめちゃくちゃ叫びました。

本当に不意打ちだったので一瞬犯罪かと思いましたが、すぐに従姉妹だと分かりました。

事情を聞くと、最後に会った後「せっかくふんどしだし、和服でも着てみよう」となって、それから私服が和服下着がふんどしに。

夏は暑いからと浴衣に変化。

どい達が帰る前の年は周囲の人に「夏らしい」と持ち上げられるだけだったが、今年は暑くなってきたくらいから「居たら映えるから」という理由でいろんなイベントに呼ばれて全てに出席。

毎日のように飲みすぎてこんなんなってる…と。

夕方くらいに復活して着替えてくると言っていましたが、結局また浴衣でした。

ご飯の後に知り合いに教わったという三味線を披露してくれて解散、次の日朝早くどいは神奈川に帰還しました。

さりげなく三味線もぶっ込んできましたが、もうこの時点では気にしないようにしていました。

今年はLINEでセグウェイに乗ってる従姉妹の写真が送られてきました。

元気そうで何よりです。

浴衣を着ていて背景にが写っていましたが、元気そうで何よりです。

3年ほど行ってないので、そろそろ溜まった分の衝撃が凄そうです。

来年は帰ろうかと思います。

その時何が増えているかを今のうちから兄弟と賭けているので、来年また更新しようと思います。